[コラム]最近話題の「Shopify(ショッピファイ)」とは?

このコロナ禍で、ECサイトの需要が伸びています。
2020年のEC市場は、前年から比べるとなんと20%以上の増加。もともと近年は増加傾向にありましたが、コロナ禍でそれが促進された形となりました。

一方で、経済産業省の令和元年度電子商取引に関する市場調査によれば日本のEC化率は6.76%で、調査は2019年のものですから2020年は更に伸びていると思われますが、まだまだアメリカの10%、イギリスの20%と比べると成長の余地があります。
このことから、2020年のEC市場の伸びは、ECサイトが増えたというよりも、ECを利用する人や、ECで購入する金額が増えていると考えられます。

EC市場が伸びている今こそ、非対面販売への転換や、販路開拓の一環として、ECサイトの導入について考えてみてはいかがでしょうか。

Amazonキラー?
話題の「Shopify(ショッピファイ)」とは?

2020年のアメリカEC市場で、売上高シェアでウォルマートを抜いてAmazonに次ぐ2位に躍り出たことで話題の「Shopify」。
今、ECサイトの導入を検討されている方なら一度は「Shopify」の名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

Shopifyの2020年第4四半期の決算の投資家向け資料によれば2020年通期の売上高はなんと前年比86%増。第4四半期に限れば前年同期比96%増という驚異的な成長を見せています。

そんな風に、今勢いに乗っているShopifyですから、弊社にECサイト構築のご相談をいただいた際も「Shopifyってどうなの?」というご質問をよくいただきます。
ですが、『北米発のAmazonキラー』と話題になったり、比較対象として真っ先にAmazonが挙げられるせいか、Shopify=Amazonや楽天のようなショッピングモールだと思っている方が少なくないようなのです。

「Shopify」と「ショッピングモール」の違い

日本でECモールといえば「Amazon」「楽天」「Yahoo!ショッピング(PayPayモール)」が代表格でしょう。その他にも「au payマーケット(旧au Wowma!)」やアパレル限定の「ZOZOTOWN」、eBay Japan合同会社提供の「Qoo10」等が有名でしょうか。

ECモールとは、百貨店にお店を出すことに良く似ています。Amazonはマーケットプレイス方式で大きなお店に商品を置かせてもらう委託販売のイメージですが、細かな違いは今回は置いておきます。

いずれの場合も、モールに出店するということは、モールそのものへの集客はモール自体の知名度やモールが行う集客戦略が集めてくれます。各店舗はモール内で広告を出したり、モールが主催するキャンペーン等で、モールを訪れたお客様を自店舗に誘導することが出来ます。
また、モール自体のネームバリューや保証(出店審査・カスタマーサポート等)による信頼・安心感もあります。お客様の情報を多く預かるECサイトにとってはとても大事なことです。

では「Shopify」は?

「Shopify」はASP型と呼ばれるショッピングカートシステムです。

予めカートやクレジットカード等の決済方法が用意されているカートシステムをレンタルするイメージですので、ゼロからECサイトを始める方でも容易に始めることが出来ますし、デザインの自由度が高いのでモールと比較してブランディングにも向いています。

機能面では、ショッピングモールは基本的にモール側が用意した機能しか使用できませんが、「Shopify」の場合は「アプリ」と呼ばれる機能拡張がなんと900以上と充実しており、多言語対応を含む「越境EC(海外向けの販売)」等も比較的容易に挑戦することができます。

「Shopify」はスマートフォンからのショップ管理が簡単なのも魅力です。(最近は各モールも対応してきています)

また、多くのモールでは月額費用の他に決済手数料販売額に応じた手数料(システム利用料)等が必要になりますが、「Shopify」は固定の月額費用決済手数料が基本ですので、モールと比べて利益率が高くなる傾向があります。

その為、初期費用を抑えてECサイトを始めたい方や、
デザインに拘ってしっかりブランディングをしたい方、
越境ECに挑戦したい方等におすすめです。

一方で、集客はショップ自身が行わなくてはなりません
この点が、モールと「Shopify」の一番の違いでしょう。

前述のように、モールの利点はやはり「モールまでの集客」と「信頼感」です。もちろんモールでもモール内集客は行わなくてはなりませんし、競合商品が多ければ厳しい戦いを迫られますが、「Shopify」で構築した場合を含む独自ECでは、集客も、ユーザーからの信頼の獲得も、ショップ自身が全てを行わなくてはいけないのです。
その為、既にSNSや実店舗等で知名度を獲得しているお店は特に「Shopify」に向いているのではないでしょうか。

モール型 ASP型 オープンソース
代表的な例 楽天
Amazon
Yahoo!ショッピング
Shopify
BASE
Stores
EC-CUBE
WooCommerce
メリット
  • 比較的簡単に始められる
  • モール自体の集客力がある
  • ユーザーからの信頼感がある
  • 出店時に担当者がサポートしてくれる場合が多い
  • クレジットカードを含むモールの決済機能を利用できる
  • 簡単に始められる
  • すぐに開店出来る
  • 低コストで利益率が高い
  • 比較的ブランディングに向いている
  • リピート率を上げる試みがしやすい
  • クレジットカードを含む決済機能を利用できる
  • 保守以外のコストを抑えられ利益率が高い
  • デザインが自由でブランディングに向いている
  • 必要な機能をカスタマイズ出来る
  • リピート率を上げる試みがしやすい
デメリット
  • 出店に審査がある
  • 出店料・利用料等のコストがかかる場合が多い
  • モール内での集客が必要
  • 得られる顧客情報に制限がある
  • デザインの自由度は高くない
  • 機能のカスタマイズは出来ない場合が多い
  • 独自に集客を行う必要がある
  • 月額利用料等のコストがかかる場合もある
  • 電話・メール・チャットでのサポートが主流
  • 独自に集客を行う必要がある
  • 構築が難しい
  • カスタマイズには費用がかかる
  • 決済代行会社とは別途契約が必要

「Shopify」はInstagramのショップ連携機能にも早くから対応しており、SNSを通じた集客とも相性の良いショッピングカートです。

また、2020年4月からは「楽天市場」との連携が可能になり、「楽天市場」における商品登録、在庫管理および受注管理の店舗運営業務を「Shopify」の管理画面上から行えるようになりました。Shopifyで在庫や販売を一元管理することによって、複雑さがネックだった複数の販売チャネル(マルチチャネル)を持つことがこれまでより容易になり、ショップの更なる可能性を広げることが可能になります。

「Shopify」でECサイトを構築するなら

「Shopify」では、プロが作成したテンプレートが用意されていることもあり、HTML等の知識の無い方でも、初期費用を抑えながら比較的容易にECサイトを始めることが出来ます。それが「Shopify」の魅力の一つであり、驚異的な成長の理由の一つでもありますが、「Shopify」でECサイトをオープンするだけでは売上には繋がりません。

MDSでは、「Shopify」でのECサイト構築はもちろん、ECサイトオープン後も、自社運営のECサイトで培った実績でに集客もお手伝いすることができます。
また、サイト構築前にECサイトに求めるものをしっかりとヒアリングして、「Shopify」だけでなくモールや他の構築手段も検討し、御社のECサイトに最適な方法をご提案させていただきます。

ECサイト構築をご検討中のショップオーナー様は、是非MDSにご相談下さい。

コーディングの代行、デザインを含めたオーダーメイドでのサイト制作、完成後の運用・保守を行うWebメンテナンスプランもご用意しておりますので、お悩みに合わせてお気軽にお問い合わせください。

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